京都府で
高卒人材を採用するには
京都府の高卒求人倍率は5.38倍(令和7年3月卒・過去最高)。6,752人分の求人に対して、就職を希望する高校生はわずか1,255人。求人を出している企業5社に対して、高校生は1人しかいない計算です。
しかも京都は進学率が全国トップクラス(73.0%・全国平均60.8%)。就職する高校生がそもそも少ないうえ、府内就職率は56.7%で4割超が大阪など府外へ流出します。京セラ・村田製作所・任天堂と同じ高校に求人票を出すだけでは、先生の記憶にすら残りません。知ってもらう活動をした企業だけが採れる——それが今の京都府です。

このガイドは、京都府で高卒採用に取り組む企業向けに株式会社ゆめスタが制作しています。ゆめスタは愛知県を拠点に、教育委員会と連携し高校の授業を直接受け持つ高卒採用支援企業です。就活情報誌「ゆめマガ」を通じて高校生にリーチしています。京都府の高卒採用についてご相談はこちら
あなたの状況はどれに近いですか?
当てはまるものから読み始めてください。必要な記事に案内します。
初めて高卒採用に取り組む
何から始めればいいかわからない。スケジュールも学校との関係づくりもゼロから。
求人を出したが応募が来ない
求人票は出した。学校にも持って行った。でも応募ゼロ。何が足りないのか。
京セラ・村田・任天堂に人材を取られる
世界企業と同じ工業高校に求人票を出しても、うちの名前すら先生に覚えてもらえない。
北部で人が採れない・大阪に流れる
福知山・舞鶴・丹後では地元に高校生が残らない。京都市内でもみんな大阪に行きたがる。
採用しても辞められる
やっと採った1人が「思ったのと違った」と半年で辞めた。観光のシーズンも越えられない。
まず市場データを把握したい
社内提案や稟議のために、京都府の高卒採用市場のデータが必要。
京都府の高卒採用市場で何が起きているか
京都労働局・京都府統計・進路情報研究センターの公開データに基づく(令和7年3月卒)
企業5社に対して高校生1人
令和7年3月卒の求人倍率は5.38倍で過去最高を更新しました(対前年+0.64ポイント)。6,752人分の求人に対して求職者は1,255人。就職内定率は97.1%とほぼ全員が決まる売り手市場で、企業は「選ぶ側」ではなく「選ばれる側」に回っています。求人票を出すだけでは応募が集まらないのが京都の現実です。
進学率が全国トップクラス — そもそも就職する高校生が少ない
京都府の大学・短大等進学率は73.0%(統計京都2024年2月号特集・全国平均60.8%)。京都大学・同志社・立命館など大学が集中する「学生のまち」では、卒業生の約4人に3人が進学し、就職市場に出てくる高校生はわずか5〜6%にとどまります。「求人を出しても、そもそも応募できる母数がいない」——これが京都の構造的な人材不足の根です。
府内就職率56.7% — 4割が大阪へ流れる
限られた求職者のうち、府内で就職するのは56.7%(全国平均は約63.2%)。京都から大阪・神戸は鉄道で30〜40分。引っ越しを伴わずに通えるため、「同じ通勤時間なら大阪の大きい会社へ」と考える高校生・保護者が後を絶ちません。京都府内の企業は、世界企業だけでなく大阪圏の企業とも競合しています。
南部7.35倍 vs 北部2.28倍 — 同じ府内で3倍の格差
京都市周辺の南部は求人倍率7.35倍と極端な人材不足。一方、福知山・舞鶴・丹後の北部は2.28倍と比較的マイルドですが、求職者の絶対数が少なく若者の南部・大阪流出が深刻です。南部は「世界企業との競争」、北部は「人口減少との戦い」——同じ京都府でも採用戦略はまったく変わります。詳しくは地域別・業種別求人統計で解説しています。
一人一社制 — 10月16日から複数応募が解禁
京都府では9月5日の応募開始から10月15日まで一人一社制が適用され、生徒は1社にしか応募できません。10月16日以降は一人二社まで応募可能になり、一次募集で充足できなかった企業にも追加募集のチャンスがあります(京都府の申し合わせによる)。
訪問先を決める — 京都府の工業・商業系高校
高卒採用は学校推薦が基本です。7月1日の求人票公開直後、就職に強い専門高校には多くの企業が訪問します。どの学校にいつ行くかを事前に決めておくことが成否を分けます。
| 学校名 | 所在地 | 主要学科 | エリア |
|---|---|---|---|
| 京都市立京都工学院高校 | 京都市伏見区 | フロンティア理数科・プロジェクト工学科(機械・電気・電子情報・都市/建築デザイン) | 京都市内 |
| 京都府立工業高校 | 福知山市 | 機械テクノロジー・ロボット技術・電気テクノロジー・環境デザイン・情報テクノロジー | 北部(中丹) |
| 京都府立田辺高校 | 京田辺市 | 機械技術・電気技術・自動車・工学探究 | 南部(山城) |
| 京都府立京都すばる高校 | 京都市伏見区 | 起業創造・企画・情報科学 | 京都市内 |
| 京都府立峰山高校 | 京丹後市 | 産業工学(機械系統・デザイン系統) | 北部(丹後) |
| 舞鶴工業高等専門学校 | 舞鶴市 | 機械・電気情報・電子制御・建設システム工学(5年制) | 北部(中丹) |
| 京都府立木津高校 | 木津川市 | 情報企画・システム園芸 | 南部(山城) |
京都市伏見区
フロンティア理数科・プロジェクト工学科
福知山市
機械・ロボット・電気・環境デザイン・情報
京田辺市
機械技術・電気技術・自動車・工学探究
京都市伏見区
起業創造・企画・情報科学
京丹後市
産業工学(機械系統・デザイン系統)
舞鶴市
機械・電気情報・電子制御・建設システム(5年制)
木津川市
情報企画・システム園芸
学校訪問で先生に信頼されるための具体的な手順は学校訪問完全マニュアルで解説しています。
出典: 京都府教育委員会
記事一覧
京都府の高卒採用に関する全20記事
採用実務・ノウハウ
スケジュール・学校訪問・面接・求人票の具体的な進め方
マーケットデータ
社内提案・稟議に使える京都府の採用市場データ
地域別ガイド
京都市内と丹後では採用環境がまったく違います。あなたの事業エリアに合わせて読んでください

京都市内エリア
京セラ・村田製作所・任天堂・オムロンなど世界企業が本社を構える府都。西陣織・京友禅の伝統産業も集積し求人倍率は最も高い

南部(山城)エリア
けいはんな学研都市に150超の研究施設。京都市と大阪の両方へ通勤でき、人材流出と隣り合わせ

中部(南丹)エリア
丹波黒豆・丹波栗の農業地帯。京都新光悦村工業団地に半導体製造装置・精密研磨が集積

北部(中丹)エリア
福知山の長田野工業団地・舞鶴のJMU造船所・綾部のグンゼ発祥の地。北部のものづくり中核

北部(丹後)エリア
丹後ちりめん(和装地の国内流通6〜7割)・天橋立観光・日本海の水産業。後継者確保が課題
業種別ガイド
業種によって採用の勝ちパターンは異なります
採用課題と対策
「採れない」「辞められる」「大手に勝てない」「大阪に流れる」——よくある課題の具体的な解決策

京都府 高卒採用よくある質問50問
一人一社制・スケジュール・南北の地域別戦略・大手との競合対策・補助金まで
Written & Edited by
漆畑 智哉
株式会社ゆめスタ CCO / 教育コーディネーター
For Companies
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内定辞退率
ほぼ0%
一人一社(二社)制一人一社制(一人二社制)で確実採用
採用満足度
81.1%
大卒採用より+3.5pt大卒採用より+3.5pt
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