求人倍率3.39倍の意味
富山県の高卒求人倍率推移【2017〜2026年】
富山県の高卒求人倍率は3.39倍(令和5年度7月末時点)。1999年の統計開始以来の過去最高です。求人数5,253人に対して求職者数1,548人。企業3社で1人の高校生を奪い合っている計算です。
この数字があなたの会社にとって何を意味するか。10年分のデータから読み解きます。
求人倍率推移(2017〜2026年)
富山県 新規高卒求人倍率(各年7月末現在・富山労働局)
| 年度(3月卒) | 求人数 | 就職希望者数 | 求人倍率 | 前年差 |
|---|---|---|---|---|
| 2017(H29) | 3,012人 | 1,892人 | 1.59倍 | +0.10 |
| 2018(H30) | 3,298人 | 1,845人 | 1.79倍 | +0.20 |
| 2019(H31) | 3,615人 | 1,801人 | 2.01倍 | +0.22 |
| 2020(R2) | 3,580人 | 1,762人 | 2.03倍 | +0.02 |
| 2021(R3) | 2,650人 | 1,710人 | 1.55倍 | -0.48 |
| 2022(R4) | 2,980人 | 1,685人 | 1.77倍 | +0.22 |
| 2023(R5) | 3,890人 | 1,620人 | 2.40倍 | +0.63 |
| 2024(R6) | 4,580人 | 1,580人 | 2.90倍 | +0.50 |
| 2025(R7) | 5,050人 | 1,560人 | 3.24倍 | +0.34 |
| 2026(R8) | 5,253人 | 1,548人 | 3.39倍 | +0.15 |
出典: 富山労働局
隣接県・全国平均との比較
| 都道府県 | 高卒求人倍率 | 主要産業 |
|---|---|---|
| 富山県 | 3.39倍(過去最高) | 化学(医薬品)・生産用機械・金属製品 |
| 石川県 | 4.39倍 | 機械・繊維・食品 |
| 福井県 | 3.99倍 | 繊維・眼鏡・化学 |
| 新潟県 | 4.78倍 | 金属加工・食品・機械 |
| 全国平均 | 約2.78倍 | — |
この数字があなたの会社にとって意味すること
富山県の3.39倍は全国平均2.78倍の約1.2倍。企業にとっては1人の高校生を3社以上で奪い合う売り手市場です。求人を出すだけでは採れない。学校訪問をして、先生に自社を知ってもらい、選んでもらう活動をした企業だけが採れる——それが3.39倍の意味です。
求人倍率が上がり続ける3つの構造的理由
1. 医薬品・機械産業の旺盛な採用需要
製造品出荷額約3兆6,500億円のうち、化学(医薬品)が21.4%、生産用機械12.5%、金属製品11.0%。「くすりの富山」を中心に多様な製造業が高卒人材を求め続けています。産業別就職では製造業が989人(全体の61%)を占め、圧倒的な求人源です。
2. 少子化による就職希望者数の減少
2017年に1,892人いた就職希望者数は、2026年には1,548人に減少(約18%減)。2024年には県人口が76年ぶりに100万人を割り込みました。高校生人口の減少と大学進学率の上昇が重なり、就職市場に出てくる高校生が年々減っています。
3. 県内就職率94.7%が生む県内企業間の激しい競争
富山県の高卒県内就職率は94.7%(全国2位・7年連続)。県外からの人材流入が限定的なため、限られた1,548人の就職希望者を県内企業同士で取り合う構造が、倍率を押し上げています。
今から始めるべきこと
就職希望者は今後も減り続けます。倍率はさらに上がる方向です。「来年から本気で採用する」では遅い。今年の7月1日の学校訪問が、来年の採用を決める。具体的な進め方は学校訪問マニュアルで解説しています。
Written & Edited by
漆畑 智哉
株式会社ゆめスタ CCO / 教育コーディネーター
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