「もっと大きい会社にしなさい」と言う親を味方にする方法
富山県のオヤカク(保護者対策)完全マニュアル
内定を出した高校生から、突然の辞退連絡が入った。理由を聞くと「親に反対された」。内定辞退理由の約3割が「保護者の反対」——これが富山県の現実です。
富山県は共働き率58.3%(全国4位)。保護者も忙しく、知らない会社への就職に不安を感じます。製造業が就職者の61%を占める富山県では「工場は危険ではないか」「3Kの職場ではないか」という保護者特有の不安が存在します。
この記事では、忙しい保護者にいつ・何を・どう伝えれば「この会社なら安心」と思ってもらえるかを解説します。
保護者が不安に思う5つのこと
「聞いたことがない会社で大丈夫?」
保護者はYKK・北陸電力・不二越は知っていても、従業員50人の会社は知りません。解決策:内定通知と同時に「会社案内+社長の手書きメッセージ」を保護者宛に送付する。「創業○○年」「売上○億円」「取引先:○○」の3つの数字を入れるだけで信頼感が変わります。
「工場は危なくない?」
製造業の保護者は「3K」のイメージを持っています。解決策:安全管理体制(労災ゼロ記録○年、安全設備投資額、保護具の写真)を具体的に示す。最も効果的なのは保護者向け工場見学会で実際に現場を見せること。
「給料は大丈夫?生活できる?」
手取り額と大手の差が気になります。解決策:「基本給+手当=月収○万円」「3年後のモデル年収○万円」「5年後の先輩の年収」を数字で提示。大卒は22歳スタートだが高卒は18歳から4年分のキャリアを積めるという事実も伝える。
「転勤させられない?」
富山県は持ち家率が高く、地元志向が強い。解決策:「転勤なし。ずっと富山で働けます」を明言する。これは大手企業には言えないことです。
「やっぱり大学に行かせた方がいいのでは?」
「高卒=学歴が低い」という心理。解決策:「高卒で入社→働きながら資格を取得→大卒と同等以上の技術力」というキャリアパスを具体的に見せる。先輩社員のリアルな年収推移が最も説得力がある。
保護者対応のタイムライン
内定前から入社まで、いつ何をするか
| タイミング | やること | 具体的な内容 |
|---|---|---|
| 求人票提出時(7月) | 求人票に保護者が安心する情報を記載 | 創業年数・取引先・転勤なし・年間休日・先輩の年収推移 |
| 学校訪問時(7〜8月) | 先生に「保護者にも説明できる資料」を渡す | 先生は保護者からの問い合わせにも対応する。先生が説明しやすい資料を用意 |
| 内定通知時(9月) | 保護者宛の手紙を同封 | 社長の手書きメッセージ+会社案内+待遇説明書 |
| 内定1〜2週間後 | 社長から保護者に直接電話 | 「お子様を大切にお預かりします」。5分で十分。この1本が辞退を防ぐ |
| 10月〜11月 | 保護者向け工場見学会(土曜開催) | 共働き家庭が参加しやすい日程。実際の現場を見せることで3Kイメージを払拭 |
| 12月〜3月 | 定期的な情報提供 | 社内報の送付・季節の挨拶状。入社前研修の案内で安心感を持続 |
求人票に保護者が安心する情報を記載
創業年数・取引先・転勤なし・年間休日・先輩の年収推移
先生に「保護者にも説明できる資料」を渡す
先生は保護者からの問い合わせにも対応する。先生が説明しやすい資料を用意
保護者宛の手紙を同封
社長の手書きメッセージ+会社案内+待遇説明書
社長から保護者に直接電話
「お子様を大切にお預かりします」。5分で十分。この1本が辞退を防ぐ
保護者向け工場見学会(土曜開催)
共働き家庭が参加しやすい日程。実際の現場を見せることで3Kイメージを払拭
定期的な情報提供
社内報の送付・季節の挨拶状。入社前研修の案内で安心感を持続
製造業の中小企業が保護者に見せるべき3つのもの
安全管理体制を数字で
「安全第一」の看板ではなく、「労災ゼロ○年連続」「安全設備投資年間○万円」「全員がヘルメット・安全靴・保護メガネ着用」と数字と写真で見せる。保護者向け工場見学会で実際のクリーンルームや安全設備を見せるのが最も効果的です。
キャリアアップの道筋を見せる
「入社→3年目で技能検定取得→5年目でリーダー→10年目で現場主任」。年収の推移とセットで提示。「高卒だから上がれない」のではなく「高卒だから早く経験を積める」を伝える。
先輩社員の保護者の声
在籍している社員の保護者に「うちの子をこの会社に入れてどうだったか」を聞き、手紙やアンケートとして残す。同じ立場の保護者の声が、企業の説明より100倍説得力があります。
中小企業だからできる保護者対策
YKKの社長が個別に保護者に電話することはありません。北陸電力の社長が内定通知に手紙を添えることもありません。これは中小企業だけが提供できるサービスです。
- •社長が直接電話する: 「お子様の入社を心からお待ちしています」。この1本で「社長が名前を知っている会社」になる
- •保護者宛の手書きメッセージ: 印刷の手紙の中に手書きの一文を添える。「顔が見える会社」の象徴
- •入社後も保護者に「成長報告」を送る: 1ヶ月後・3ヶ月後にお子様の活躍を手紙で報告。保護者が安心して周囲に「うちの子はいい会社に入った」と言える状態を作る
保護者が味方になると何が起きるか
富山県は地元の口コミが強い地域です。保護者が近所に「うちの子が入った○○って会社、社長が電話くれてね」と話す。それが次年度の応募につながる。保護者を味方にすることは、今年の定着と来年の採用を同時に手に入れることです。
Written & Edited by
漆畑 智哉
株式会社ゆめスタ CCO / 教育コーディネーター
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