【医療・介護・福祉向け】三重県の高卒採用ガイド
高齢化率30.8%の市場で若手人材を確保する方法
三重県の高齢化率は30.8%(令和5年)と全国平均を上回るペースで高齢化が進行しています。医療・介護・福祉業界の人材不足は深刻化の一途で、全国的に介護サービス職の有効求人倍率は3倍を超える水準が続いています。
しかし、高校生にとって「介護」は「きつい・給料が安い・将来が見えない」というイメージが根強い。このイメージを変えなければ応募は来ません。この記事では、高校生と保護者に「ここで働きたい」と思わせる具体策を解説します。
1. 医療・福祉こそ高卒採用が有効な理由
中途採用だけでは回らない
医療・福祉の中途市場は人材の奪い合い。経験者は給与の高い施設に流れ、中小規模の施設は常に不足状態です。高校生を自施設で育てることは、組織の若返りと将来の中核人材確保における最も確実なチャネルです。
「無資格・未経験」からスタートできる
介護職は無資格・未経験から始められます。看護助手、リハビリ助手、施設の事務職も高卒で就けるポジションです。入社後に介護職員初任者研修→実務者研修→介護福祉士と段階的にキャリアアップできるルートがあることが高卒採用の強みです。
東紀州は特に深刻
高齢化率が県内で最も高い東紀州エリアでは、介護施設の人手不足が地域の存続に直結する問題です。尾鷲・熊野の施設にとって、地元の高校生の採用は「事業の継続」そのものです。
2. 高校生が介護を避ける3つの理由と対策
「きつい」→ 実態を見せる
介護ロボット・リフト設備・ICT記録システムの導入で、身体的負担は大幅に軽減されています。職場見学で実際の設備を体験させることが最も効果的です。「想像していたのと違う」を良い意味で感じてもらいましょう。
「給料が安い」→ キャリアパスを見せる
入社時の給与だけを見ると確かに製造業より低いケースがあります。しかし介護福祉士を取得すれば処遇改善加算の対象になり、経験を積むことでユニットリーダー→介護主任→施設長というキャリアパスがあります。「5年後・10年後の収入モデル」を求人票に明記しましょう。
「将来が見えない」→ 資格取得支援を明示
介護職員初任者研修→実務者研修→介護福祉士→ケアマネジャー。この資格取得のロードマップを具体的に提示し、費用は会社が全額負担することを伝えれば、「手に職がつく仕事」として再定義できます。
3. 医療・福祉施設が高校生を採る具体策
1. 求人票に「資格取得ロードマップ」を入れる
「入社1年目: 介護職員初任者研修取得(費用全額会社負担)」「3年目: 実務者研修」「5年目: 介護福祉士受験」——具体的なステップを求人票の特記事項欄に書く。高校生も保護者も「将来が見える」ことで安心します。
2. 職場見学で「利用者の笑顔」を見せる
介護の仕事の最大の魅力は「目の前の人の笑顔」です。職場見学でレクリエーション活動に参加させたり、利用者との交流の時間を設けることで、「きつい」だけではない仕事のやりがいを体感させましょう。
3. 若手職員の声で「ここで働くリアル」を伝える
20代の職員に「なぜ介護の仕事を選んだか」「入社前の不安と今」を語ってもらう。SNS動画やパンフレットで発信。同年代の声が高校生に最も響きます。
4. 「転勤なし・地域貢献」を武器にする
医療・福祉施設は地域に根ざしているため転勤がありません。「自分の祖父母が将来お世話になるかもしれない施設で働く」——この地域貢献の実感は、製造業にはない独自の訴求です。
学校訪問の手順は 学校訪問完全マニュアル / 差別化の全体戦略は 差別化戦略 をご覧ください。
まとめ
- 1.「きつい・安い・見えない」のイメージを壊す — 設備投資の実態を見せ、キャリアパスを明示
- 2.資格取得支援を前面に — 初任者研修→介護福祉士のロードマップを求人票に
- 3.「地域の人を支える仕事」として語る — 転勤なし×地域貢献の実感
Written & Edited by
漆畑 智哉
株式会社ゆめスタ CCO / 教育コーディネーター
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データ出典:
- 厚生労働省「令和6年度 高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」— 厚生労働省
※高齢化率は三重県の公表値(令和5年時点)。介護サービス職の有効求人倍率は全国的な傾向として参照。



