行ってみないと、わかんなくない?
応募する前に会社を見に行ける機会があります。選考ではありません。見に行くだけ。自分の目で見て、自分の感覚で判断するための時間です。

職場見学って何?
正式には「応募前職場見学」といいます。応募する前に、企業の職場を実際に見に行ける機会です。
選考ではない
企業が生徒を選考することは禁止されています。アンケートを書かせたり、個人情報を集めたりすることもできません。見学に行ったかどうかで選考に差をつけることも禁止です。気軽に見に行って大丈夫です。
企業もあなたに知ってほしいと思っている
職場見学は、企業にとっても大事な機会です。求人票だけではわからない自社の魅力を、直接見てもらいたいと思っています。あなたが来てくれることを、企業は歓迎しています。
何社でも行ける
職場見学に行ける社数に制限はありません。応募は一人一社(愛知・三重は一人二社)ですが、見学は自由です。平均で3社ほど見に行く人が多いです。気になったところは全部見に行きましょう。
どうやって行くの?
自分で企業に連絡する必要はありません。全て先生を通じて進めます。
先生に伝える
「この会社を見に行きたいです」と先生に伝えましょう。求人票を見て気になった企業、先生に紹介された企業、なんでも大丈夫です。
先生が日程を調整してくれる
先生が企業に連絡して、見学の日時を決めてくれます。自分で企業に電話やメールをする必要はありません。
当日、見に行く
決まった日時に企業を訪問します。所要時間は1〜2時間ほどです。
7月下旬〜8月
夏休み中に実施
約1〜2時間
9時〜16時の間で
平均3社
制限なし・何社でもOK
当日の流れ
企業によって多少異なりますが、だいたいこんな流れです。
到着
指定時間の10分前には着くようにしましょう。早すぎたら近くで時間を調整してください。
受付
「○○高校の○○です。本日は職場見学でお世話になります」と、学校名と名前を伝えましょう。
会社の説明
会社の概要や事業内容、求人票に書いてある内容について詳しく説明してもらえます。
職場の見学
実際に働いている現場を見て回ります。どんな場所で、どんな人が、どんなふうに働いているか、自分の目で見てみましょう。
先輩社員との対談
年の近い先輩社員と話せる時間です。求人票ではわからないリアルな話が聞けます。
質問タイム
気になったことを聞ける時間です。事前に質問を準備しておくと、落ち着いて聞けます。
終了
「本日はありがとうございました」とお礼を伝えて退出しましょう。
持ち物と服装
特別なものは要りません。学校に行くときの持ち物で大丈夫です。
服装
制服が基本
シワがないか確認する
ネクタイの位置を整える
スカート丈は適切か確認する
靴の汚れを落としておく
持ち物
メモ帳とペン(メモを取る姿勢は好印象です)
学生証(生徒手帳)
ハンカチ・ティッシュ
スマホ(マナーモードにしておく)
企業から連絡された持ち物
何を見る?何を聞く?

ここを見てみよう
求人票の数字ではわからないことを、自分の目で確かめるチャンスです。
働いている人の表情
楽しそうに働いているか。声をかけ合っているか。表情は職場の雰囲気を一番よく表します。
すれ違う社員が挨拶してくれるか
見学者に挨拶してくれる会社は、人を大切にしている会社であることが多いです。
職場はきれいに整理されているか
整理整頓されている職場は、仕事の進め方も丁寧な傾向があります。
自分がここにいるイメージが湧くか
理屈ではなく感覚で大丈夫です。「ここで働いている自分」が想像できるかどうか。それが一番大事なサインです。
先輩に聞いてみよう
質問タイムや先輩社員との対談で、聞いてみるとよい質問の例です。事前にメモに書いておくと安心です。
「毎日どんな仕事をしていますか?」
求人票の「仕事内容」が実際にどんな1日なのかがわかります
「入社1年目はどんなことをしましたか?」
最初に何を任されるのかがイメージできます
「この仕事をしていて嬉しかったことは?」
先輩のやりがいから、自分に合うかどうかのヒントがもらえます
「仕事で大変なことは何ですか?」
良いことだけでなく、リアルな話を聞くことで入社後のギャップが減ります
「オフの日は何をしていますか?」
働く以外の生活がどんな感じかがわかります
メモを取りながら聞くと、帰ってから見返せます。メモを取る姿勢は企業にも好印象です。
「なんか違う」と思ったら
その感覚は大事にしていい
見学に行って「なんか違う」と感じることがあります。それは直感です。言葉にできなくても、無視しないでください。
先生に正直に伝える
「なんか違った」——それだけでいいです。理由を言葉にできなくても大丈夫。先生はその気持ちを受け止めて、一緒に整理してくれます。違うと感じた理由を一緒に考えてくれるのが、先生の役割です。
「合わなかった」は、前に進んでいる証拠
「合わなかった」とわかったこと自体が、大きな収穫です。何も見に行かなかったら、それすらわからなかった。行ったからこそわかったことです。
行きたい企業が見学をやっていなかったら
ほぼ全ての高卒採用企業が職場見学を実施していますが、義務ではないため、実施していない企業もあります。
まず先生に相談する
「この企業の見学に行きたいのですが、実施していないみたいです」と先生に伝えましょう。先生が企業に連絡して、見学を受け入れてもらえるかお願いしてくれます。
先生もわからないときは
先生もどう対応すればいいかわからない場合があります。そんなときは、先生を通じてゆめスタにご相談ください。県外の企業でも相談に乗ります。
先生へ
生徒から「見学に行きたい企業が見学を実施していない」と相談された場合の対応方法です。
企業の採用担当者または代表電話に連絡し、「生徒から職場見学の希望が出ている」旨を伝える
企業が見学の受け入れ体制を整えるのに時間がかかる場合もあるため、早めに連絡する
それでも対応が難しい場合は、ゆめスタにご連絡ください。学校と企業の間に入ってサポートします(県外もOK)
見に行くだけ。それだけでいい。
職場見学は「試される場」ではありません。あなたが企業を見に行く時間です。
「合わなかった」と感じるのも大事な収穫です。何も見に行かなかったらわからなかったことが、行ったからわかった。それは前に進んでいる証拠です。
全部行ってみて、全部違ったとしても、それは失敗ではありません。「違う」とわかったことで、自分が本当に大事にしたいものが見えてきます。
この記事のデータ出典
ジンジブ高卒採用Lab「応募前職場見学の基本と注意すべきポイント」(2025年8月更新)
総務の採用と退職のお仕事「応募前職場見学の内容とマナー」
シューサポLabo「応募前職場見学の事前準備」
U:study「職場見学に行く高校生が覚えておきたいマナー」
U:study「高校生の応募前職場見学は内定につながるチャンス」





