【2026年最新】大分県の高卒採用スケジュール完全版

月別チェックリストと採用ルール徹底解説

大分県の高卒採用は全国統一スケジュールに基づいて進行します。令和6年度の求人倍率は2.67倍(前年2.60倍)で、求人数5,219人に対し求職者数は1,956人。内定率は99.7%と全国平均99.0%を上回り、九州でもトップクラスの採用実績を誇ります。日本製鉄・ENEOS・ダイハツ九州など大手製造業が集積する大分県では、選考開始日の9月16日に向けた早期準備が採用成功のカギです。

大分県の重要ルール:選考開始日は9月16日です。9月5日の応募開始から16日の選考解禁まで書類到着の確認のみ可。面接・選考は16日以降に実施してください。一人一社制は9月5日〜10月末まで適用され、11月1日以降は複数応募が可能となります(大分県の運用)。

1. 高卒採用スケジュール概要

時期企業側のアクションハローワーク・学校重要度
4〜5月採用計画策定・求人内容の検討・学卒求人説明会参加大分労働局主催 学卒求人説明会(5月下旬)★★☆
6月1日求人申込書の提出開始(管轄ハローワークへ)受付開始・求人票作成支援★★★
7月1日求人公開・学校訪問開始・職場見学受入学校への求人票提出・求人公開★★★
7〜8月学校訪問(複数回)・職場見学・OB訪問対応進路指導・職場見学の調整★★★
9月5日統一応募書類(推薦書・調査書)の受取応募書類の学校→企業への送付★★★
9月16日選考開始・採用面接・内定通知内定確認・未内定者支援★★★
10月〜一人一社制継続(大分県は10月末まで)未内定者への紹介継続★★☆
11月〜2月11月1日以降 複数応募可・内定者フォロー追加募集の紹介・内定取消防止★★☆
翌年3月卒業・入社・受入体制の整備就業開始・就職確認★★☆

2. 月別スケジュール詳細

4月・5月|準備期

  • 採用人数・職種・条件の確定
  • 求人票の内容検討(給与・休日・研修制度)
  • 大分労働局主催の学卒求人説明会に参加
  • 前年度採用の振り返りと改善点の洗い出し
  • 大分工業・鶴崎工業など重点校の選定

6月|求人申込スタート

  • 6月1日:管轄ハローワークへ求人申込書提出
  • ハローワーク大分・別府・中津など7拠点から選択
  • 求人票の記載内容を丁寧に作成(仕事内容の具体性が重要)
  • 指定校求人の場合は対象校を決定
  • 職場見学の受入日程を設定

7月|学校訪問解禁

  • 7月1日:求人公開・学校への求人票提出
  • 訪問高校リストを作成して優先順位をつける
  • 進路指導主事の先生への挨拶訪問
  • 大分工業・鶴崎工業・中津東など工業高校を優先訪問
  • 職場見学の日程調整を学校と実施

8月|職場見学・関係強化

  • 職場見学・会社説明会の実施
  • 先輩社員との交流プログラムを企画
  • 保護者向け説明資料の準備
  • 学校への追加訪問(2回目以降)
  • 大分県臨海工業地帯の企業は待遇面での差別化を意識

9月|応募・選考解禁

  • 9月5日:応募書類の受取(一人一社制期間開始)
  • 書類確認・面接日程の速やかな連絡
  • 9月16日:採用面接の実施
  • 内定通知書の速やかな送付
  • 内定者へのお礼・フォロー連絡

10月〜翌3月|定着支援

  • 一人一社制は10月末まで(大分県)
  • 11月1日以降:複数応募解禁
  • 未充足の場合:2次・3次募集の開始
  • 内定者フォロー(月1回のコールが目安)
  • 入社前研修・先輩社員からの歓迎メッセージ

3. 採用担当者の月別チェックリスト

【6月チェックリスト】

求人票の全項目を正確に記入した
6月1日にハローワーク(大分・別府・中津等)へ求人申込書を提出した
訪問する高校リストを作成した(工業高校を優先)
職場見学の受入可能日程を決定した
採用担当者の連絡先・メールアドレスを整備した

【7月チェックリスト】

7月1日以降、速やかに大分工業・鶴崎工業・中津東等へ学校訪問を実施した
進路指導主事の先生の名前・連絡先を把握した
求人票(会社案内付き)を学校に持参した
職場見学の日程を1校以上確定した
前年度に採用した先輩社員の「声」を準備した

【9月チェックリスト】

9月5日:推薦書・調査書が届いたことを確認した
応募者全員に面接日時を速やかに連絡した
9月16日以降の面接スケジュールを確定した
面接でNG質問(本籍・家族構成等)を使用しないよう確認した
内定通知書の様式を準備した

4. 大分県内の主要工業高校一覧(エリア別)

大分県の高卒就職者は1,951人(内定率99.7%)で、製造業を中心に県内企業への就職が多い地域です。以下は主要エリアの工業系・就職率の高い高校です。

エリア高校名学科特徴
大分市大分工業高等学校機械科/電気科/電子科/建築科/土木科県内最大規模の工業高校。製造業・建設業就職に強い
大分市鶴崎工業高等学校産業デザイン科/情報技術科/電気電子科/機械科大分臨海工業地帯に近接。日本製鉄・ENEOS関連企業への就職実績
大分市情報科学高等学校情報電子科/情報経営科/情報管理科IT・情報系の人材供給源。半導体関連企業への就職も
中津市中津東高等学校機械科/電気科/土木科/商業科北部エリアの工業人材供給源。ダイハツ九州のサプライチェーン企業就職に実績
日田市日田林工高等学校機械科/電気科/建築科/林業科西部エリア。建設業・木材産業への就職が多い
津久見市津久見高等学校工業科南部エリア。セメント・石灰産業が集積する地域
佐伯市佐伯豊南高等学校工業技術科/商業科南部エリア。造船・水産加工業への就職に強い
宇佐市宇佐産業科学高等学校電子機械科/ビジネス管理科/グリーン環境科北部エリア。農工商の複合校

出典:大分県教育委員会

5. 採用スケジュール上の法的根拠

高卒採用のスケジュールは、全国高等学校長協会と厚生労働省の合意に基づく「申し合わせ」によって定められています。大分県では「大分県高等学校就職問題検討会議」が毎年度のスケジュールを確認・公表しています。

重要:高卒採用スケジュールは法律ではなく「申し合わせ(自主規制)」ですが、これを破ると学校からの信頼を失い、翌年以降の採用活動に大きな支障が出ます。大分県は内定率99.7%と極めて高く、学校と企業の信頼関係がしっかり機能しています。

ルール内容根拠
1人1社制9月5日〜10月末まで1社のみ。11月1日以降は複数応募可全国高等学校長協会申し合わせ・大分県高等学校就職問題検討会議
応募開始日9月5日(統一応募書類の送付)大分県高等学校就職問題検討会議
選考開始日9月16日(面接・筆記試験)大分県高等学校就職問題検討会議
内定日選考開始と同時(9月16日以降)大分県高等学校就職問題検討会議
公正な採用選考本籍・家族構成・思想等を理由にした不採用禁止労働施策総合推進法・職業安定法

出典:厚生労働省「高校・中学新卒者のためのルール」・大分労働局

6. まとめ

大分県の高卒採用は求人倍率2.67倍と九州トップクラスの競争率です。日本製鉄・ENEOS・ダイハツ九州・ソニー半導体など大手メーカーが臨海工業地帯に集積しているため、中小企業が採用を成功させるには7月1日の学校訪問解禁と同時に動き出すことが不可欠です。内定率99.7%が示すように、スケジュールどおりに動く企業は確実に人材を確保できます。7〜8月の職場見学と保護者対策を丁寧に行い、9月16日の選考解禁に備えましょう。

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