徳島県の高卒採用 学校訪問完全マニュアル
徳島科学技術・阿南光・つるぎ高校の進路指導主事に信頼される手順
徳島県の高卒採用は学校推薦が基本です。一人一社制(9月5日〜30日)の期間中、生徒は1社にしか応募できません。その「1社」に自社を選んでもらうには、求人票を出すだけでは足りない——進路指導主事の先生から「この会社は信頼できる」と判断され、推薦の場で名前を挙げてもらう必要があります。
徳島県の主要校(徳島科学技術・阿南光・つるぎ)には、7月1日の求人票公開直後に日亜化学工業・大塚製薬工場をはじめとする県内外の企業が大量に訪問します。中小企業がこの中で先生に覚えてもらうための具体的な手順を、訪問前準備から訪問後フォロー、断られた後の打開策まで解説します。
訪問先の高校 — 優先順位を決める
自社の業種・所在地から、訪問すべき高校を3〜5校に絞る
| 高校名 | 所在地 | 主要学科 | 採用上の位置づけ |
|---|---|---|---|
| 徳島県立徳島科学技術高校 | 徳島市 | 機械技術類・電気技術類・建設技術類・海洋技術類・総合科学類 | 製造業・建設業・海洋関連の最優先校。県内最大規模で全県から生徒が集まる |
| 徳島県立阿南光高校 | 阿南市 | 機械ロボットシステム科・電気情報システム科・都市環境システム科・産業創造科 | 日亜化学のお膝元。県南部の製造業の最優先校。日亜・大手の枠との戦いになる |
| 阿南工業高等専門学校(国立・5年制) | 阿南市 | 機械・電気・情報・建設・化学 | 即戦力の高度技術者。中小企業は早期から関係を構築する価値あり |
| 徳島県立つるぎ高校 | つるぎ町 | 機械科・電気科・建設科・商業科 | 県西部唯一の工業系。建設業・製造業の中核校 |
| 徳島県立徳島商業高校 | 徳島市 | 商業科・ビジネス探究科・ビジネス創造科 | 事務・販売・金融職の中核校。簿記・電卓・情報処理の資格保有生徒 |
| 徳島県立鳴門渦潮高校 | 鳴門市 | 普通科・体育科・機械科 | 鳴門・板野エリア。エリア唯一の機械科 |
| 徳島県立城西高校 | 徳島市 | アグリビジネス科・植物活用科・食品科学科 | 農業・食品加工・福祉関連の優先校 |
徳島市
機械技術類・電気技術類・建設技術類・海洋技術類・総合科学類
製造業・建設業・海洋関連の最優先校。県内最大規模で全県から生徒が集まる
阿南市
機械ロボットシステム科・電気情報システム科・都市環境システム科・産業創造科
日亜化学のお膝元。県南部の製造業の最優先校。日亜・大手の枠との戦いになる
阿南市
機械・電気・情報・建設・化学
即戦力の高度技術者。中小企業は早期から関係を構築する価値あり
つるぎ町
機械科・電気科・建設科・商業科
県西部唯一の工業系。建設業・製造業の中核校
徳島市
商業科・ビジネス探究科・ビジネス創造科
事務・販売・金融職の中核校。簿記・電卓・情報処理の資格保有生徒
鳴門市
普通科・体育科・機械科
鳴門・板野エリア。エリア唯一の機械科
徳島市
アグリビジネス科・植物活用科・食品科学科
農業・食品加工・福祉関連の優先校
学校訪問 7 ステップ
7月1日から動き始めて10月までを設計する
STEP 1:訪問先リストを6月中に作る
自社の業種・所在地から3〜5校に絞る。製造業なら徳島科学技術・阿南光・つるぎ・鳴門渦潮、商業系なら徳島商業、農業・食品系なら城西。エリアごとに優先度をつけ、誰がどの順番で訪問するかを社内で決めておく。
STEP 2:アポイントは7月1日直後の電話で
7月1日の求人公開日の午前中に電話。「進路指導主事の先生をお願いします」が最初の一言。先生は同日から大量の電話を受けるため、午前9時台の早い時間が有利。訪問希望日は7月第1週〜第2週で複数候補を提示する。
STEP 3:訪問資料を3点セットで準備
①求人票のコピー(写真付き)②会社案内パンフレット(取引先・労災記録・年収モデル入り)③高卒入社社員(OB・OG)の活躍ストーリー。タブレットで職場動画を見せられる準備があれば加点。
STEP 4:訪問は社長・役員が行く
人事部長が行く会社と社長が行く会社では、先生に伝わる本気度が違います。徳島の中小企業の最大の武器は「社長が直接動ける」こと。15〜20分で簡潔に。先生の時間を奪わない。
STEP 5:伝えるべきポイント 4 点
①具体的な仕事内容(「LED検査の業務」「製造ライン」「配管工事」等)②待遇(基本給・各種手当・年間休日・賞与の具体額)③キャリアパス(3年後・5年後・10年後の現役社員の姿)④高卒入社の先輩実績(入社○年で○○に昇格、資格○つ取得)。
STEP 6:訪問後1週間以内にお礼状
手書き or 個別文面のお礼状を1週間以内に送る。同封:求人票(再送)、職場見学の日程候補(夏休み期間中の8月が最適)。お礼状を出した会社と出さない会社では、先生の印象が決定的に違います。
STEP 7:継続訪問を3〜5年続ける
単年で結果を求めない。毎年7月に訪問し、10月にも入社決定の御礼で訪問、3月には新入社員の入社報告で訪問。3年続ければ「あの会社の社長」と先生に覚えてもらえる。これは大手にはできない、中小企業だけの戦い方。
「お断りされた」後の打開策
求人票を出した・学校訪問もした・でも応募ゼロ。そこからどう動くか
「うちの生徒はもう内定が出ています」と言われた
これは事実です。徳島の主要工業高校は7月の早い段階で多くの生徒の進路が決まります。中小企業が真っ向勝負して負ける構造です。
打ち手:「来年度の採用に向けて、1〜2年生のキャリア教育に協力させていただきたい」と切り替える。職場見学、出前授業、職業講話の機会を学校に申し出る。1〜2年生に自社を知ってもらえれば、3年生の求人時に有利な立場で交渉できます。
「初めての企業との取引は慎重に」と言われた
徳島県の高校は、知らない企業に生徒を送り出すことを警戒します。これは生徒を守る正しい姿勢です。
打ち手:取引先(特に地元の有名企業や上場企業)を明示し、信用情報を補強する。労災記録ゼロを開示する。ジョブナビとくしまや徳島労働局の優良事業所認定があれば最強。徳島県中小企業家同友会・徳島商工会議所等の所属実績も信用補強になります。
「日亜さん・大塚さんと同じ枠を取りに来ないでください」と言われた
実際にこう言われるケースもあります。日亜化学・大塚製薬は地域の高校との関係が長く、先生にとって最優先のパートナーです。
打ち手:「日亜さんと棲み分けて、別の高校生にチャンスを作りたい」と立場を明確にする。例えば、阿南光高校の電気情報システム科で日亜の枠が埋まっているなら、機械ロボットシステム科・都市環境システム科で枠を作る相談をする。先生は「日亜と被らない採用」をしてくれる企業を意外と歓迎します。
OB・OG 社員がいない中小企業の対応
「3年目社員がいない」状態でも、学校訪問は可能
徳島の中小企業ではよくある状況です。OB・OG社員の母校訪問同行ができない場合、以下で代替します。
- •中途採用社員の前職での高校体験を活用:「うちの社員は徳島商業出身」「うちの工場長は阿南光出身」など、出身校情報を整理しておく
- •「来年度の入社者は必ず母校訪問に立ちます」と先生に約束する:未来の約束だが、誠実に伝えれば信用される
- •社長自身の経歴ストーリー:社長が地元の高校卒・地元就職の経歴であれば、本人が「先輩」として語れる
- •職場の写真・動画:「ここで先輩が働いています」を視覚的に見せる
先生は「OB社員の同行が必須」とは考えていません。「この会社の社長は誠実か」「生徒を大切にしてくれるか」を見ています。OB社員不在を引け目に思う必要はありません。
学校訪問 NG 行動
✕生徒に直接コンタクトを取る(学校を通さない勧誘は禁止・全国共通ルール)
✕他社(日亜化学・大塚製薬等)の悪口や比較で自社を持ち上げる
✕求人票と異なる条件を口頭で約束する
✕訪問時間を30分以上延長する
✕採用実績がないのに「毎年お世話になっています」と嘘をつく
✕お中元・お歳暮など金品を持参する(学校は受け取れない)
✕アポなしで突然訪問する(先生のスケジュールを乱す)
✕名刺交換のみで本論に入らない(先生の時間が無駄になる)
Written & Edited by
漆畑 智哉
株式会社ゆめスタ CCO / 教育コーディネーター
For Companies
徳島県採用でお悩みではありませんか?
採用に毎年400万円以上…
本当に回収できてる?
3人に2人が内定辞退。
また振り出しに…
求人票を出しても
応募が来ない…
採用しても3年で辞める…
育成コストが無駄に
採用活動に手が回らない…
何から始めれば?


徳島でゆめスタが解決します
採用コスト
50%削減
607万円 → 300万円607万円 → 300万円
内定辞退率
ほぼ0%
一人一社(二社)制一人一社制(一人二社制)で確実採用
採用満足度
81.1%
大卒採用より+3.5pt大卒採用より+3.5pt
ゆめスタが解決します
高校生採用に特化した3つのサービスで、採用課題をトータルサポート



