神奈川県のハローワーク求人票申込マニュアル
県内13か所の管轄エリアと学卒専門窓口の活用法を徹底解説
神奈川県は求人倍率3.99倍、求人数16,491人と首都圏有数の高卒採用市場です。この採用活動の出発点となるのが、ハローワークへの高卒求人票の提出です。高卒採用は一般の中途採用とは異なるルールとスケジュールに従う必要があり、ハローワークを経由しなければ求人票を高校に届けることができません。
本記事では、神奈川県内13か所のハローワーク(+松田出張所)の管轄エリア一覧から、学卒専門窓口(ハローワーク横浜 横浜STビル4階)の活用法、求人票の書き方のコツ、提出スケジュールまで、高卒採用におけるハローワーク活用のすべてを解説します。
目次
1. ハローワークの役割(高卒採用における位置づけ)
高卒採用において、ハローワーク(公共職業安定所)は単なる求人掲載窓口ではなく、採用活動の「司令塔」として機能します。企業が高校生に直接求人を出すことはできず、必ずハローワークを通じて求人票を提出し受理を受ける必要があります。これは「学校斡旋」と呼ばれる高卒採用独自のルールです。
求人票の受理・審査
企業から提出された高卒求人票の内容を審査し、労働基準法や各種法令に適合しているか確認します。不備があれば差し戻し・補正指導を行います。
求人情報の高校への提供
受理した求人票を「高卒就職情報WEB提供サービス」を通じて全国の高校に届けます。7月1日以降、全国の高校から閲覧可能になります。
採用活動の調整・支援
合同企業説明会の開催、求人充足状況のデータ提供、採用に関する相談対応など、企業と高校の橋渡し役を担います。
重要:高卒採用では、企業が高校生に直接求人を出すことはできません。必ずハローワークを通じて求人票を提出し、受理を受けた上で高校に届ける必要があります。
2. 神奈川県内ハローワーク13か所+松田出張所 管轄エリア一覧
神奈川県内には13か所のハローワークと1か所の出張所があります。高卒求人票は、事業所(実際に高校生が勤務する場所)の所在地を管轄するハローワークに提出します。
| ハローワーク名 | 管轄エリア |
|---|---|
| ハローワーク横浜 | 横浜市(中区・西区・南区・神奈川区・磯子区・金沢区) |
| ハローワーク港北 | 横浜市(港北区・緑区・青葉区・都筑区) |
| ハローワーク戸塚 | 横浜市(戸塚区・栄区・泉区・瀬谷区) |
| ハローワーク横浜南 | 横浜市(保土ケ谷区・旭区・港南区・鶴見区) |
| ハローワーク川崎 | 川崎市(川崎区・幸区) |
| ハローワーク川崎北 | 川崎市(中原区・高津区・宮前区・多摩区・麻生区) |
| ハローワーク横須賀 | 横須賀市・逗子市・三浦市・葉山町 |
| ハローワーク藤沢 | 藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町 |
| ハローワーク平塚 | 平塚市・秦野市・伊勢原市・大磯町・二宮町 |
| ハローワーク小田原 | 小田原市・南足柄市・中井町・大井町・開成町・箱根町・真鶴町・湯河原町 |
| ハローワーク相模原 | 相模原市(緑区・中央区・南区) |
| ハローワーク厚木 | 厚木市・海老名市・座間市・愛川町・清川村 |
| ハローワーク大和 | 大和市・綾瀬市・鎌倉市 |
| 松田出張所 | 松田町・山北町 |
提出先の確認:提出先は本社ではなく、実際に高校生が勤務する事業所の所在地で決まります。複数の事業所で採用を行う場合は、各事業所の管轄ハローワークに個別に提出する必要があります。不明な場合は最寄りのハローワークにお問い合わせください。
3. 学卒専門窓口(ハローワーク横浜 横浜STビル4階)の活用法
神奈川県の高卒採用において特に重要なのが、ハローワーク横浜の横浜STビル4階に設置されている学卒専門窓口です。ここは高卒・大卒を問わず新卒採用に特化した窓口であり、一般のハローワーク窓口よりも専門的なサポートを受けられます。
学卒専門窓口で受けられるサービス
- 求人票の下書きチェック:提出前に記載内容をプロが確認。差し戻しリスクを大幅に低減できます
- 高卒採用ルールの個別相談:一人一社制・選考開始日・応募書類の取り扱いなど、高卒採用特有のルールについて個別に相談できます
- 求人充足状況のデータ提供:管轄エリア内の業種別・職種別の充足状況データを確認し、条件設定の参考にできます
- 合同企業説明会の案内:高校生就職フェア(7月中旬)など、高校生との接点を持てるイベント情報を入手できます
活用のポイント:初めて高卒採用に取り組む企業は、5月中に学卒専門窓口で事前相談を受けることを強くお勧めします。求人票の書き方から採用スケジュールの立て方まで、一通りのアドバイスを受けられます。予約制ではありませんが、5月下旬〜6月初旬は混雑するため、早めの訪問が確実です。
4. 求人票提出の流れとスケジュール
高卒求人票の提出から内定までの全体スケジュールです。神奈川県は求人数が多く競争が激しいため、スピード感のある行動が採用成功の鍵です。
事前準備・求人受理説明会参加(5月中)
5月中にハローワークで事業所登録の確認、求人票の原案作成を行います。5月下旬の求人受理説明会に参加し、当年度のルールと注意点を確認しましょう。
求人票の作成・下書きチェック(5月中)
高卒専用の求人申込書に記入します。学卒専門窓口(横浜STビル4階)で下書きチェックを受けると、差し戻しリスクを大幅に減らせます。
ハローワークへ求人票を提出(6月1日〜)
6月1日以降、管轄のハローワークに求人申込書を提出します。ハローワークインターネットサービスでの仮登録も活用可能です。
内容確認・補正対応(提出後数日〜)
担当者が記載内容を審査します。不備があれば補正(差し戻し)が発生し、数日〜1週間かかる場合があります。
求人票の受理・求人番号付与(提出後1〜2週間)
内容に問題がなければ求人票が受理され、求人番号が付与されます。
高校への求人票公開・学校訪問解禁(7月1日)
7月1日以降、受理済みの求人票が「高卒就職情報WEB提供サービス」で全国の高校に公開されます。同時に学校訪問も解禁。
選考・内定・報告書提出(9月〜10月)
9月5日以降に応募受付、9月16日以降に選考開始。内定を出した場合は1週間以内に採用報告書をメールで提出。
神奈川県のポイント:求人数16,491件が7月1日に一斉公開されるため、7月1日の公開と同時に学校訪問を開始できるよう6月第1週中の提出を目標にしましょう。差し戻しバッファを見込んで5月中に原案を完成させておくことが理想です。
5. 求人票作成のポイント(高校生に伝わる書き方)
求人票は、高校生と進路指導の先生が「この会社で働きたい・生徒を送り出したい」と判断する最も重要な書類です。神奈川県は求人数が膨大なため、他社との差別化を意識した書き方が不可欠です。
仕事内容は「具体的に・わかりやすく」
高校生は社会人経験がないため、業界用語や専門用語では仕事のイメージが湧きません。
NG例
「製造業務全般」「倉庫内作業」
OK例
「自動車部品(ブレーキパッド)の検品・梱包作業。完成品に傷や汚れがないかを目視で確認し、出荷用の箱に丁寧に詰めるお仕事です。入社後3か月は先輩がマンツーマンで指導します。」
賃金は首都圏の相場を意識して設定
神奈川県は首都圏に位置し、東京都の求人も競合します。基本給には固定残業代を含めず、手当は別欄に記載してください。首都圏の初任給相場を踏まえた設定が必要です。
就業時間・休日は正確に
変形労働時間制やシフト制の場合は具体的なパターンを記載します。年間休日数は必ず明記しましょう。「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いには注意してください。製造業の交替勤務がある場合は勤務パターンの記載が必須です。
補足事項で自社の魅力をアピール
自由記述欄は差別化の最大のチャンスです。「創業○年の安定企業」「有給取得率85%」「残業月平均10時間以下」「育休取得実績あり」「通勤手当全額支給」「独身寮完備」など、具体的な数値を交えたアピールが効果的です。
先生目線のポイント:進路指導の先生は、生徒を安心して送り出せる企業かどうかを重視します。「過去3年間の離職率」「有給取得実績」「育成体制」が明確に書かれている求人票は、先生から生徒に勧められやすくなります。16,491件の求人のなかで目に留まるためには、数字を使った具体的な記載が決め手です。
6. FAQ(よくある質問)
Q. 神奈川県で高卒求人票を提出するハローワークはどこですか?
A. 事業所(実際に勤務する場所)の所在地を管轄するハローワークに提出します。神奈川県内には13か所のハローワーク(横浜・港北・戸塚・横浜南・川崎・川崎北・横須賀・藤沢・平塚・小田原・相模原・厚木・大和)と松田出張所があります。本社ではなく勤務地の管轄で判断します。
Q. 学卒専門窓口はどこにありますか?
A. ハローワーク横浜の横浜STビル4階に学卒専門窓口があります。高卒求人票の書き方相談、採用ルールの確認、充足状況データの提供など、高卒採用に特化したサポートを受けられます。初めて高卒採用に取り組む企業は必ず利用しましょう。
Q. 高卒求人票の提出はいつから可能ですか?
A. 毎年6月1日から提出可能です。受理された求人票は7月1日以降に高校へ公開されます。差し戻しが発生すると1〜2週間の追加日数がかかるため、6月第1週中の提出を目標にしましょう。
Q. 求人票をオンラインで提出できますか?
A. ハローワークインターネットサービスから仮登録が可能です。ただし、仮登録後14日以内にハローワーク窓口で本手続きが必要です。窓口での所要時間を短縮できるため、6月初旬の混雑時期には有効です。
Q. 内定を出した後の手続きは?
A. 神奈川県では内定後1週間以内に所定の採用報告書を神奈川労働局にメールで提出する必要があります。これは神奈川県独自の運用であり、期限を守ることが翌年以降の採用活動にも影響します。
まとめ
神奈川県でハローワークを活用した高卒採用を成功させるポイントは以下の通りです。
- 管轄ハローワークを確認:勤務地の所在地で管轄が決まる。県内13か所+松田出張所から正しい提出先を選ぶ。
- 学卒専門窓口を活用:ハローワーク横浜 横浜STビル4階で事前相談・下書きチェックを受ける。
- 5月中に準備完了:求人受理説明会参加、事業所登録確認、求人票原案作成を5月中に済ませる。
- 6月第1週に提出:差し戻しバッファを見込んで、6月1日の受付開始と同時に提出を目指す。
- 高校生目線の記載:16,491件の求人のなかで目に留まる具体的でわかりやすい記載で差別化する。
- 内定後の報告を忘れずに:採用報告書を内定後1週間以内にメール提出する。
ハローワークを単なる手続き窓口としてではなく、採用活動全体のパートナーとして最大限に活用し、計画的な高卒採用を進めましょう。
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データ出典:
- 神奈川労働局「ハローワーク所在地一覧」
- 神奈川労働局「新規学校卒業者の採用についてのお知らせ」
- 厚労省・文科省「新規高等学校卒業者の就職に係る推薦及び選考開始期日等について」



