兵庫県の学校訪問完全マニュアル

工業高校18校・商業高校15校へのアプローチ戦略と信頼構築の7ステップ

兵庫県には工業高校18校・商業高校15校・農業高校9校・水産高校1校があり、5つの学区に分かれています。求人倍率4.24倍の競争環境では、学校訪問の質と頻度が採用成功を左右します。兵庫県は「トライやる・ウィーク」で中学2年生全員が職場体験を経験しており、企業への関心が高い土壌があります。この強みを活かした訪問戦略を解説します。

Step 1. ターゲット校の選定

自社の所在地・業種に合った高校をリストアップします。兵庫県は5学区制で工業高校が18校あり、学区ごとにアプローチ校を選定しましょう。

  • 第1学区(神戸・淡路):兵庫工業・科学技術・神戸工科・洲本実業
  • 第2学区(阪神・丹有):尼崎工業・神崎工業・篠山産業
  • 第3学区(明石・加印・北播):東播工業・西脇工業・小野工業
  • 第4学区(姫路・西播):姫路工業・飾磨工業・相生産業・龍野北
  • 第5学区(但馬):豊岡総合・香住高校(水産)

Step 2. アポイントの取り方

7月1日の求人票公開後、速やかにアポイントを取ります。

  • 電話は平日の10時〜12時、14時〜16時が繋がりやすい
  • 「進路指導主事の先生」宛に電話する
  • 「求人票をお持ちしたい」と目的を明確に伝える
  • 7月第1週は訪問が集中するため、6月中にアポを確保する企業も

Step 3. 訪問時の準備物

先生に信頼される準備を整えましょう。

  • 求人票(ハローワーク発行の正式なもの)
  • 会社パンフレット or A4会社案内(手作りでもOK)
  • 先輩社員の声(できれば同校OB/OGの体験談)
  • 職場の写真(作業場・食堂・休憩室・社宅)
  • トライやる・ウィーク受入実績があれば写真付きで

Step 4. 訪問時のマナーと会話

15〜20分で端的に自社の魅力を伝えます。

  • スーツ着用・名刺必須
  • 「御校の生徒さんに来ていただきたい」という姿勢で
  • 自社の教育制度・資格取得支援を具体的に説明
  • 離職率や定着率を聞かれても正直に答える
  • NG:「誰でもいいので」「数名ください」

Step 5. 訪問後のフォロー

一度の訪問で終わらせず、継続的な関係を構築します。

  • お礼状(はがき or メール)を翌日までに送付
  • 職場見学の日程を提案
  • インターンシップの受入を申し出る
  • 採用結果は合否に関わらず必ず学校に報告
  • 翌年も同じ先生を訪問し関係を継続

Step 6. 職場見学会の企画

見学会は「百聞は一見にしかず」の最強ツールです。

  • 所要時間は1〜2時間が目安
  • 若手社員(できれば高卒入社の先輩)がガイド役
  • 体験コーナーを設けると記憶に残る
  • 保護者も同伴可能にするとオヤカクに繋がる
  • 見学後アンケートで応募意向を確認

Step 7. 商業・農業・水産高校へのアプローチ

工業高校以外にも優秀な就職希望者がいます。

  • 商業高校15校:事務・営業・販売職での採用に最適
  • 農業高校9校:食品加工・園芸・畜産の即戦力人材
  • 香住高校(水産):県内唯一、食品科学科は食品製造業に人気
  • 総合学科の高校にも就職希望者が一定数いる

兵庫県の学校訪問でやってはいけないこと

  • アポなしでの訪問(特に7月は繁忙期で迷惑になる)
  • 生徒に直接連絡を取る(学校介在が絶対ルール)
  • 他社の悪口を言う(特に神戸製鋼・川崎重工等の大手批判は厳禁)
  • 「誰でもいい」「何人でもほしい」と伝える(生徒を大切にしていない印象)
  • 不採用の結果を学校に報告しない(翌年から求人を断られる原因に)

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