仕事には問題しかない。
だから、ゲームのように楽しめばいい
江南コンクリート工業株式会社
取締役
冨永 直宏
Naohiro Tominaga
最近の若者、特に高校生や大学生を見て、これまでと変わったなという印象はありますか?
僕らの世代に比べて、かなり難しく複雑な世代になっているという印象です。今の時代は情報が溢れていて、良し悪しの判断がつかないまま、大量の価値観に晒されています。どれを信じていいのか、逆にどれを信じてはいけないのか。さらに言えば、自分たちはどこに向かうべきなのか。選択肢が広がりすぎてしまって、決めるのが難しいのだと思います。
最近の若者、特に高校生や大学生を見て、これまでと変わったなという印象はありますか?
僕らの世代に比べて、かなり難しく複雑な世代になっているという印象です。今の時代は情報が溢れていて、良し悪しの判断がつかないまま、大量の価値観に晒されています。どれを信じていいのか、逆にどれを信じてはいけないのか。さらに言えば、自分たちはどこに向かうべきなのか。選択肢が広がりすぎてしまって、決めるのが難しいのだと思います。
就職して会社に来てもらう学生に対して、特に期待していることはありますか?
仕事に対して「責任」と「楽しみ」を見出せる人が一番強いと思っています。もちろん「これがいい」という自分の目標があることも大切ですが、まずは物事の良い面を見て、それを自分の中に取り込める人が強いですね。仕事には嫌なこともありますが、それを楽しみながらできる人が加わると、職場の雰囲気も明るくなります。 仕事というのは、ある種「問題」しかありません。案件を片付けるのも、売り上げを立てるのも、不具合を改善するのも、すべて問題解決です。それを楽しめるかどうかが重要ですね。ある種、ゲームのように見立てて仕事ができる人は強いと思います。就職する方には、もし自分が何かやらかしても「最悪会社が守ってくれる」、それくらいの気持ちで思い切りやってもらえると嬉しいですね。
就職して会社に来てもらう学生に対して、特に期待していることはありますか?
仕事に対して「責任」と「楽しみ」を見出せる人が一番強いと思っています。もちろん「これがいい」という自分の目標があることも大切ですが、まずは物事の良い面を見て、それを自分の中に取り込める人が強いですね。仕事には嫌なこともありますが、それを楽しみながらできる人が加わると、職場の雰囲気も明るくなります。 仕事というのは、ある種「問題」しかありません。案件を片付けるのも、売り上げを立てるのも、不具合を改善するのも、すべて問題解決です。それを楽しめるかどうかが重要ですね。ある種、ゲームのように見立てて仕事ができる人は強いと思います。就職する方には、もし自分が何かやらかしても「最悪会社が守ってくれる」、それくらいの気持ちで思い切りやってもらえると嬉しいですね。
働くことイコールお金を稼ぐことという認識はあっても、楽しいものという認識にはなりにくいかもしれません。
苦しいことや辛いこともあると思いますが、それでも楽しめるように意識を変えていきたいですね。よくゲームに例えるのですが、ルールが全くなくて簡単な「チート」を使ったゲームは、全然面白くないんです。逆に、ネットなどで「縛りプレイ」という遊び方がありますよね。上司からの縛りや環境の制約がある中で、「自分はどうベストを尽くせるか」を考えるほうが楽しいのではないでしょうか。 失敗してもいい立ち位置にいる若いうちは、楽しみながら、時には怒られながらやっていくことが自分の成長につながると思います。
働くことイコールお金を稼ぐことという認識はあっても、楽しいものという認識にはなりにくいかもしれません。
苦しいことや辛いこともあると思いますが、それでも楽しめるように意識を変えていきたいですね。よくゲームに例えるのですが、ルールが全くなくて簡単な「チート」を使ったゲームは、全然面白くないんです。逆に、ネットなどで「縛りプレイ」という遊び方がありますよね。上司からの縛りや環境の制約がある中で、「自分はどうベストを尽くせるか」を考えるほうが楽しいのではないでしょうか。 失敗してもいい立ち位置にいる若いうちは、楽しみながら、時には怒られながらやっていくことが自分の成長につながると思います。
冨永さんは若い頃から目標を見つけていましたか?
いや、目標を見つけるのは難しいと思います。僕自身もまだ明確に見つけきれていない部分があります。 「パーパス経営」のように会社を通して社会に貢献するという意思表示ができるほどには成長していないかもしれませんが、その時々で自分のためになることを吸収するようにしています。 今の情報過多な時代において、どれが良いかを選ぶためにも、そういった考え方を持っていると強いと思います。
冨永さんは若い頃から目標を見つけていましたか?
いや、目標を見つけるのは難しいと思います。僕自身もまだ明確に見つけきれていない部分があります。 「パーパス経営」のように会社を通して社会に貢献するという意思表示ができるほどには成長していないかもしれませんが、その時々で自分のためになることを吸収するようにしています。 今の情報過多な時代において、どれが良いかを選ぶためにも、そういった考え方を持っていると強いと思います。
先ほどのゲームの例えで言うと、ロールプレイングゲーム(RPG)のような感覚でしょうか?
そうですね。RPGは経験値を貯めてレベルアップし、強い敵を倒していくのが醍醐味です。現実世界もRPGと同じだと思っていて、日々の仕事で経験値を高め、自己成長につなげることが楽しいと感じてほしいです。 ただ、今の時代は昔のRPGのような一本道ではなく、オープンワールドのゲームのように自由度が高いですよね。『ゼルダの伝説』のように、レベル上げの概念なしにいきなり直でボス戦に行けるような感覚です。現実世界も絶対にそっち(オープンワールド)だと思います。
先ほどのゲームの例えで言うと、ロールプレイングゲーム(RPG)のような感覚でしょうか?
そうですね。RPGは経験値を貯めてレベルアップし、強い敵を倒していくのが醍醐味です。現実世界もRPGと同じだと思っていて、日々の仕事で経験値を高め、自己成長につなげることが楽しいと感じてほしいです。 ただ、今の時代は昔のRPGのような一本道ではなく、オープンワールドのゲームのように自由度が高いですよね。『ゼルダの伝説』のように、レベル上げの概念なしにいきなり直でボス戦に行けるような感覚です。現実世界も絶対にそっち(オープンワールド)だと思います。
もし今、高校生に向けて授業をするとしたら、どんなことを伝えたいですか?
目標は一つではなく、軌道修正が必要だということを伝えたいですね。例えばプロ野球選手になりたいとしても、大谷翔平選手のようにストイックに突き詰めるのか、また別の形の選手を目指すのか。目標に向かうための方法は一つではありません。 自分がどうありたいかという「大きな方向性」だけでもいいので、自分を見つめて答えを出してほしいです。先ほどのRPGが好きなのか、オープンワールドが好きなのかという話と同じで、自分の人生をどう進めたいかを考えてほしいですね。 また、今の時代は情報が溢れていますが、自分が課題や問題だと思っている情報は、必ず目に留まるものです。スマホをスクロールしていて手を止めた情報には、自分にとって必ず意味があるはずです。それをただぼんやり見るのではなく、「なぜ気になったのか」を噛み締めてほしいですね。他人のせいにして行動しないのはもったいないですから。
もし今、高校生に向けて授業をするとしたら、どんなことを伝えたいですか?
目標は一つではなく、軌道修正が必要だということを伝えたいですね。例えばプロ野球選手になりたいとしても、大谷翔平選手のようにストイックに突き詰めるのか、また別の形の選手を目指すのか。目標に向かうための方法は一つではありません。 自分がどうありたいかという「大きな方向性」だけでもいいので、自分を見つめて答えを出してほしいです。先ほどのRPGが好きなのか、オープンワールドが好きなのかという話と同じで、自分の人生をどう進めたいかを考えてほしいですね。 また、今の時代は情報が溢れていますが、自分が課題や問題だと思っている情報は、必ず目に留まるものです。スマホをスクロールしていて手を止めた情報には、自分にとって必ず意味があるはずです。それをただぼんやり見るのではなく、「なぜ気になったのか」を噛み締めてほしいですね。他人のせいにして行動しないのはもったいないですから。
最後に、大切にしている言葉があれば教えてください。
ありきたりかもしれませんが、「誠実さ」です。仕事においてはもちろん、対人関係においても正直でありたいと思っています。会社として「正直・協力・挑戦」という言葉を掲げているので、私自身も常にそうありたいと思っています。 ### 大切にしている言葉 「誠実さ」
最後に、大切にしている言葉があれば教えてください。
ありきたりかもしれませんが、「誠実さ」です。仕事においてはもちろん、対人関係においても正直でありたいと思っています。会社として「正直・協力・挑戦」という言葉を掲げているので、私自身も常にそうありたいと思っています。 ### 大切にしている言葉 「誠実さ」
プロフィール
江南コンクリート工業株式会社
取締役
冨永 直宏
江南コンクリート工業株式会社取締役。中高一貫の私立高校では部活に打ち込み、楽しく過ごす中で家業を継ぐ意識を育んだ。下積み時代の面倒な業務から課題を見出す重要性を学び、成長の礎として現職に至る。現在はトップダウンから現場の提案を重んじるスタイルへ転換し、社員と共に考える経営を実践。採用では仕事に「責任と楽しみ」を見出せる人材を重視し、失敗を恐れず挑戦できる環境を築く。大切にしていることは「誠実さ」。
