流れには逆らわない。
でも、進むのはやめない。
エバ工業株式会社
中村 亘
Ko Nakamura
自己紹介をお願いします。
中村 亘です。エバ工業株式会社の取締役をしています。桑名生まれ、小・中・高と地元で育ちました。大学・大学院は北海道で6年過ごした後、トヨタ自動車の生産技術エンジニアとして9年、ボストン・コンサルティング・グループで経営コンサルタントとして7年働いた後、当社に入社しました。
自己紹介をお願いします。
中村 亘です。エバ工業株式会社の取締役をしています。桑名生まれ、小・中・高と地元で育ちました。大学・大学院は北海道で6年過ごした後、トヨタ自動車の生産技術エンジニアとして9年、ボストン・コンサルティング・グループで経営コンサルタントとして7年働いた後、当社に入社しました。
北海道に行かれた理由は?
なんとなく雪が降るところに行きたかった、というのが正直な理由です。キャンパスが広くて、かつ、研究費がありそうな大学の中から北の方にある大学を選びました。理屈というより「楽しそう」という直感です。
北海道に行かれた理由は?
なんとなく雪が降るところに行きたかった、というのが正直な理由です。キャンパスが広くて、かつ、研究費がありそうな大学の中から北の方にある大学を選びました。理屈というより「楽しそう」という直感です。
自動車業界を選んだ理由を教えてください。
理由は2つ。1つ目は好きなもの。工学部だったのでメーカー志望、設計よりも工場、特にピタゴラスイッチのような設備にワクワクします。色んな会社を訪問した結果、こだわりの自社工場、生産技術を持っている会社がいいなと。2つ目は社風との相性。業界・各社とも社員の雰囲気が全然違っていて、実際に話して自分と相性が良さそうな会社を探しました。
自動車業界を選んだ理由を教えてください。
理由は2つ。1つ目は好きなもの。工学部だったのでメーカー志望、設計よりも工場、特にピタゴラスイッチのような設備にワクワクします。色んな会社を訪問した結果、こだわりの自社工場、生産技術を持っている会社がいいなと。2つ目は社風との相性。業界・各社とも社員の雰囲気が全然違っていて、実際に話して自分と相性が良さそうな会社を探しました。
ご実家が会社(エバ工業)なので、最初から戻る前提だったのでしょうか?
もちろん念頭にはありましたが、経営者に向いているかも分からないし、特に意識してはいませんでした。今から振り返ると、私の経歴は非常につながっているように聞こえますが、その時々に自分が興味を持った道に進んだ結果です。
ご実家が会社(エバ工業)なので、最初から戻る前提だったのでしょうか?
もちろん念頭にはありましたが、経営者に向いているかも分からないし、特に意識してはいませんでした。今から振り返ると、私の経歴は非常につながっているように聞こえますが、その時々に自分が興味を持った道に進んだ結果です。
エンジニアから経営の世界に切り替わったきっかけは?
知的好奇心が大きいです。私はいきなり経営者ではなく、まず経営コンサルタントになりました。大企業だと一部分しか見られなくて、例えばトヨタではライン立ち上げやロボット技術開発などを楽しく担当したが、その裏の販売・資金計画はわからず、外を知るにも組織の壁が高いと気付く。そのとき経営者だった父の姿を思い出し、面白そうだとコンサル会社に応募したら偶々入れてもらえ、大変でしたが楽しい仕事だったので続けられた。当社への入社は創業家としての責任感もある。色んな経験を積ませてもらった分、自分だけでなく社員や地域の役に立ちたい。
エンジニアから経営の世界に切り替わったきっかけは?
知的好奇心が大きいです。私はいきなり経営者ではなく、まず経営コンサルタントになりました。大企業だと一部分しか見られなくて、例えばトヨタではライン立ち上げやロボット技術開発などを楽しく担当したが、その裏の販売・資金計画はわからず、外を知るにも組織の壁が高いと気付く。そのとき経営者だった父の姿を思い出し、面白そうだとコンサル会社に応募したら偶々入れてもらえ、大変でしたが楽しい仕事だったので続けられた。当社への入社は創業家としての責任感もある。色んな経験を積ませてもらった分、自分だけでなく社員や地域の役に立ちたい。
コンサルティングの世界で学んだことで、いちばん大きかったことは?
コンサルは、「お客様が抱える問題の解決」をお手伝いする仕事。いちばん学んだのは、問題を解くこと以上に、「何が問題なのかを正しく見極めること」の難しさです。問題は、頭の中に「理想」があって初めて現実とのギャップとして生まれるもの。でも、実際には、理想を語るのはとても難しい。例えば、試験の点数やスポーツ成績などを問題にする人は多いでしょう。でも、それを何のために取るのかを語れますか?人と比べてとか、学校に入るためとか、それらは人生にとっては通過点。私もですが、本当に必要なものなのかどうか、みんなわからないまま過ごしている。経営者も同じです。こんな変化の激しい時代、どんな会社を目指すべきかわからない。だからこそ、私は経営者として会社の理想像、言い換えると「経営ビジョン」を大切にしています。
コンサルティングの世界で学んだことで、いちばん大きかったことは?
コンサルは、「お客様が抱える問題の解決」をお手伝いする仕事。いちばん学んだのは、問題を解くこと以上に、「何が問題なのかを正しく見極めること」の難しさです。問題は、頭の中に「理想」があって初めて現実とのギャップとして生まれるもの。でも、実際には、理想を語るのはとても難しい。例えば、試験の点数やスポーツ成績などを問題にする人は多いでしょう。でも、それを何のために取るのかを語れますか?人と比べてとか、学校に入るためとか、それらは人生にとっては通過点。私もですが、本当に必要なものなのかどうか、みんなわからないまま過ごしている。経営者も同じです。こんな変化の激しい時代、どんな会社を目指すべきかわからない。だからこそ、私は経営者として会社の理想像、言い換えると「経営ビジョン」を大切にしています。
高校生はやりたいことが見つけられず迷う子も多いです。職業観をどう育てれば良いですか?
正解のない難しい質問ですが、まずは「自分は何が好きか」を考えてみることでしょう。好きなことに関連する仕事やワクワクする瞬間を味わえる仕事は、きっと楽しい。社会貢献だとか、大きなことでなくて構いません。「話すのが好き」「機械が好き」、好きなことやワクワクする瞬間を探してください。つぎに、直感を信じること。先ほども言いましたが、言葉にするのは難しいから、実際に見に行ってください。会社見学でもインターンでもいい。色んな大人と話して、職場を見て、直感を持つことが大事。その直感を積み重ねるうちに「自分はこういう仕事がしたい」のイメージを持てます。
高校生はやりたいことが見つけられず迷う子も多いです。職業観をどう育てれば良いですか?
正解のない難しい質問ですが、まずは「自分は何が好きか」を考えてみることでしょう。好きなことに関連する仕事やワクワクする瞬間を味わえる仕事は、きっと楽しい。社会貢献だとか、大きなことでなくて構いません。「話すのが好き」「機械が好き」、好きなことやワクワクする瞬間を探してください。つぎに、直感を信じること。先ほども言いましたが、言葉にするのは難しいから、実際に見に行ってください。会社見学でもインターンでもいい。色んな大人と話して、職場を見て、直感を持つことが大事。その直感を積み重ねるうちに「自分はこういう仕事がしたい」のイメージを持てます。
入社した若手に対しては、どんな教育・サポートをされていますか?
今の若い方はかなり合理的で、仕事のためでなく自分のために働く、といった自立した価値観を持っている方が多いと感じます。だから、座学やOJTだとか昔ながらのものだけでなく、上司から強み・改善点のフィードバックをしてもらえるとか、小さいことでもいいから自分でテーマを決めてチャレンジしてもらうとか、若手がどんどん成長できる、楽しいと思ってもらえるような職場づくりを進めています。
入社した若手に対しては、どんな教育・サポートをされていますか?
今の若い方はかなり合理的で、仕事のためでなく自分のために働く、といった自立した価値観を持っている方が多いと感じます。だから、座学やOJTだとか昔ながらのものだけでなく、上司から強み・改善点のフィードバックをしてもらえるとか、小さいことでもいいから自分でテーマを決めてチャレンジしてもらうとか、若手がどんどん成長できる、楽しいと思ってもらえるような職場づくりを進めています。
壁や困難をどう乗り越えてきましたか?
壁を壁と感じるかは人によって違い、私は面白い課題が来たとワクワクするタイプです。物事に「前向きに粘り強く」取り組む姿勢が大事。一方で、それと同じくらい、自分の限界を知っておくことも大事。わからなければ「人に頼る」。若い頃は自分一人で何でもと思いがちですが、会社はチーム、お互いの能力を貸し合うためにある。仲間がいれば不安も和らぐしアイデアも出る。一人で抱え込んではいけない。
壁や困難をどう乗り越えてきましたか?
壁を壁と感じるかは人によって違い、私は面白い課題が来たとワクワクするタイプです。物事に「前向きに粘り強く」取り組む姿勢が大事。一方で、それと同じくらい、自分の限界を知っておくことも大事。わからなければ「人に頼る」。若い頃は自分一人で何でもと思いがちですが、会社はチーム、お互いの能力を貸し合うためにある。仲間がいれば不安も和らぐしアイデアも出る。一人で抱え込んではいけない。
これからの時代、学生はどう未来を描けば良いでしょうか?
3段階で考えるといいと思います。まず、自分がどう生きたいかのイメージを持つ。こんな暮らしがしたい、こんな人と一緒にいたい、何でも構いません。次に、世の中は思い通りにならないと受け入れる。自分がコントロールできることは少ない。諦めではなく、前提として受け入れる。そして最後に、簡単には諦めないこと。川の流れと同じです。流れに逆らうことは無理、でも行きたい方向を見ておきチャンスが来たらすぐ動く。諦めずに小さく前へ進むことを繰り返すと、気づけば「理想」のところに近づいている。
これからの時代、学生はどう未来を描けば良いでしょうか?
3段階で考えるといいと思います。まず、自分がどう生きたいかのイメージを持つ。こんな暮らしがしたい、こんな人と一緒にいたい、何でも構いません。次に、世の中は思い通りにならないと受け入れる。自分がコントロールできることは少ない。諦めではなく、前提として受け入れる。そして最後に、簡単には諦めないこと。川の流れと同じです。流れに逆らうことは無理、でも行きたい方向を見ておきチャンスが来たらすぐ動く。諦めずに小さく前へ進むことを繰り返すと、気づけば「理想」のところに近づいている。
中村さんご自身のこれからの目標を教えてください。
人生を楽しく生きたいです。社員の皆さんと一丸となって、目標に向かってウォ~と頑張る、何かを成し遂げる、そんな過ごし方、生き方が楽しいなと思います。自分が先陣を切ってそういうことをするタイプではありますが、経営者としては、各職場で前向きな感じで皆が楽しく働ける仕組みをつくっていきたいです。
中村さんご自身のこれからの目標を教えてください。
人生を楽しく生きたいです。社員の皆さんと一丸となって、目標に向かってウォ~と頑張る、何かを成し遂げる、そんな過ごし方、生き方が楽しいなと思います。自分が先陣を切ってそういうことをするタイプではありますが、経営者としては、各職場で前向きな感じで皆が楽しく働ける仕組みをつくっていきたいです。
退職後の夢などはありますか?
引退する時にもうやり残すことはないと思えるくらい、一生懸命やれていればそれで十分だと思っています。老後はこうしたいではなく、今この瞬間を全力で走って、後から振り返って「楽しかった」と思いたい。
退職後の夢などはありますか?
引退する時にもうやり残すことはないと思えるくらい、一生懸命やれていればそれで十分だと思っています。老後はこうしたいではなく、今この瞬間を全力で走って、後から振り返って「楽しかった」と思いたい。
教育現場の先生方に伝えたいことはありますか?
自分に合った会社を選べるよう、学生のうちにいろいろな大人と話したり、会社を見学したり、少しでも多くイメージを持ってほしいです。転職は負担も大きく、なるべくミスマッチを避けたい。仕事は、外から見たイメージと実際で違うことも多く、学生さんが自分の目で現場を感じられる機会が大事だと思います。もし当社がお役に立てるのでしたら、会社見学や実習は大歓迎です。
教育現場の先生方に伝えたいことはありますか?
自分に合った会社を選べるよう、学生のうちにいろいろな大人と話したり、会社を見学したり、少しでも多くイメージを持ってほしいです。転職は負担も大きく、なるべくミスマッチを避けたい。仕事は、外から見たイメージと実際で違うことも多く、学生さんが自分の目で現場を感じられる機会が大事だと思います。もし当社がお役に立てるのでしたら、会社見学や実習は大歓迎です。
最後に、御社の魅力を教えてください。
エバ工業は、三重県桑名市で創業、今は東員町に本社を構える地元企業です。あまり知られていませんが、大型機械から精密部品まで手がけ、工作機械周辺機器などシェアNo1の製品を、世界中のお客様にお届けしています。中小企業ながらベトナムに工場もあるグローバル企業です。今は、我々の強みであるハードウェアと融合させるソフトウェア、アプリ開発や最新のAI活用も進めています。地元でワークライフバランスを大事にしながら前向きに楽しく働ける会社です。
最後に、御社の魅力を教えてください。
エバ工業は、三重県桑名市で創業、今は東員町に本社を構える地元企業です。あまり知られていませんが、大型機械から精密部品まで手がけ、工作機械周辺機器などシェアNo1の製品を、世界中のお客様にお届けしています。中小企業ながらベトナムに工場もあるグローバル企業です。今は、我々の強みであるハードウェアと融合させるソフトウェア、アプリ開発や最新のAI活用も進めています。地元でワークライフバランスを大事にしながら前向きに楽しく働ける会社です。
プロフィール
エバ工業株式会社
中村 亘
エバ工業株式会社 取締役。大切にしている言葉は「万事塞翁が馬」。三重県桑名市育ち。大学院卒業後、トヨタ自動車の生産技術エンジニアとして9年、ボストン・コンサルティング・グループで経営コンサルタントとして7年働いた後、エバ工業に入社。習得した様々なノウハウを自社に注入して既存事業を強化しつつ、新事業・製品開発にも前向きに取り組む。最近はAI活用にも注力している。
