知行合一

学んだらすぐ動く

株式会社唯野工業

代表取締役

唯野 亮一

Ryoichi Tadano

唯野 亮一のキャッチフレーズ
Q

改めて、自己紹介をお願いします。

生まれは愛知県豊橋市です。生まれてすぐ、隣の田原市に引っ越して、小学5年生までそこで過ごしました。その後、父が亡くなったことをきっかけに豊橋へ戻り、母子家庭で育ちました。 高校には行きましたが、中退しました。そこから今の仕事である鉄骨階段の製造の会社に入りました。元請ではなく下請けのほうです。最初は個人事業でした。 ただ、その前の会社が潰れたことで社員がみんな辞めていって、最初は本当に僕一人でやるつもりだったんです。

唯野 亮一 - 改めて、自己紹介をお願いします。
Q

どういった会社作りを心掛けていますか?

僕がそうだったように、"学歴や経歴がなくても活躍できる会社"でありたいですね。現場で努力できる、責任を持てる人が、ちゃんと評価される会社。仲間と一緒に、そういう環境を作っていきたいと思ってます。

Q

今回、ゆめスタに共感していただいたとのことですが、具体的にどういうところに共感していただいたのでしょうか?

やっぱりその若者を応援するっていうところが一番いいなって思います。やっぱり年配者の方が今多いじゃないですか。若者も今YouTubeとか、そういった今までなかったような職業に色々触れる方々も多いだろうし、そこも含めてその若い子たちを応援するっていうスタンスは僕は好きですね。

唯野 亮一 - 今回、ゆめスタに共感していただいたとのことですが、具体的にどういうところに共感していただいたのでしょうか?
Q

唯野社長から見て、今の教育現場はどう感じますか?

教育に関しては本当に不思議に思っています。僕の子供が今小5で小2で赤ん坊なんですけど、もう部活もないし、授業のプールもないんですよ。 学校にはあるんですけど、みんなでバスに乗って地域のプールに行って授業をしています。結局行かない子もいるし、部活もないプールもないって何が面白いの?と。運動会も、僕らの時代は昼ご飯食べて昼からもやっていましたが、今は1年生はこの時間、2年生はこの時間と学年ごとに分けて、合同でやっても午前中までで、昼ご飯は給食です。昔と今は全然違うなと感じます。

Q

では最後に高校生に向けて伝えたいメッセージをお願いします。

一番に思うのは、やっぱり挑戦した方がいいということです。失敗は絶対にします。失敗するからと思っていたら、何にもチャレンジできない。自分ができることだけをやっていたら、自分の安全圏しか過ごせません。その安全圏で変わるかというと、絶対変わらないと思います。そこから一歩出た時に新しいものが見つかるし、自分の可能性も見つかる。挑戦は難しいですが、絶対やってみた方がいいと思います。 「知行合一(ちこうごういつ)」という言葉があります。意味は、学んだらすぐ行動するということです。挑戦と一緒で、こういうことを挑戦したいと調べた時に、こうすればいいなと思ったらすぐ動く。それがやはり成功の鍵だと思いますし、すごく良い言葉だなと思います。

唯野 亮一 - では最後に高校生に向けて伝えたいメッセージをお願いします。
唯野 亮一

プロフィール

株式会社唯野工業

代表取締役
唯野 亮一

鉄骨階段の製造現場で17年間経験を積んだのち、独立。前職でともに働いていた仲間が再び集まり、唯野工業を立ち上げている。経営の知識がない状態から、現場と並行して学びを重ね、会社の基盤を築いてきた。『学歴や経歴に関わらず、努力が正当に評価される職場』をつくることを大切にし、仲間とともに成長できる企業づくりを進めている。